愛のことば<by JJ>
(注)歌詞でありません。 曲の解釈を、勝手に解釈したものです。
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僕らの限りある未来を ただただ消費していく様な
空しくて意味のない日常を、すべて捨ててしまおう。
と言った君の目には、
二人の間の世界は、どんな風に映っていたのだろうか。
君も最期には気づいたのだろうか。
そんなくだらない日常こそが
何よりも大切で
かけがえのないものだったってことが。
昔あった国と同じ、
まるで映画のワンシーンの様な情景を
今僕らは目の当たりにしている。
生きることへの執着を捨てきることができずに。
今薄れていく世界の中で
まるで二人で溶けてしまうように
あらゆる記憶を共有するため、
僕は愛のことばを探している。
互いに傷つけあうことも
慰めあうことも必要としない
愛のことばを。
同じ過ちを繰り返す
くだらない人間を観ながら、
優しいふりをして来たその空も今は
僕らがあの頃感じていたのと同じ
閉塞感に満ちていたよ。
あんな、まるでペットボトルみたいな物で
僕らの日常は壊されていくんだね。
みんなまだ答えを見つけていないのに、
キノコのような雲の間から
「死」が神様のような顔をして覗いている。
でも僕は、まだ受け入れることができないから
君の記憶を強く抱きしめるよ。
心が君のことを想うことができる限り、
ずっと。
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