テレビ<by ミカンズ>
(注)歌詞でありません。 曲の解釈を、勝手に解釈したものです。
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「いつまで君の居た部屋にお前は住むんだよ。」小さな声で
アイツが僕に言う。
「だってここは半分俺の部屋でもあるさ。ほら、このテレビだったそう。」
それだけが理由。君が居なくなった日に、いや僕と君が永遠のさよならをかわした日に
いつもと変わらぬテレビの内容。「そのテレビ、、いつもの調子?」
「当たり前じゃんか。」これが最後の会話。
パンは嫌い。最後に君からもらったプレゼント。
ぬくもりの無い、冷たいパンだったけど。
本当に最後君の名前を叫んだ。何言ってるのか、興奮しすぎの、かすれ声で叫んだ。
そして君は、アイツの車に飛び乗った。
あのときの旗は見えたかな?茶色い窓からでも。
小さい頃の僕たちが作った紙芝居。誰かがテレビにしてた夢
泥だらけの靴で一生懸命走った掛けて行った。
君と僕と君と。こんなんじゃただの歌詞を詰め合わせてみただけじゃない?
君が言った、車の中であいつの耳元で
三年後君はシュールな空へと、消えてった。あいつはかわらず
おおきな瞳でおおきな家に住んでいる。
今日別れを惜しむために、なんで?君の絵を飾るんだろう。
「お前が好きな絵は俺の嫌いな食べ物を描いた絵。」アイツは言う。
僕はただアイツの灰色の指輪を見つめていた。ベロ色のソファーから。
笹舟なんてどこにもないし。君に会う為には、こんなパジャマじゃオバカみたい。
泥だらけに転けたら今度は立ち上がって忍者みたいにまた上手には走れない。
今度こそアイツの指輪を、盗んでみたい。盗んでみたい。
これじゃ、夢の忍者は失格かい?
「あんた、、いつもの調子?」ママが言う海岸を歩いてるような波音がバックで聞こえてる。そりゃあ、息苦しい声に聞こえるさ。
パパが死んでからママは10キロも太っちゃった。指輪は身体の一部だって
小さい声で、「ママ、、、君になりたかったよ。」
指輪をはめて、君みたいに、奇麗な瞳に。
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