テレビ<by しょっつる>
(注)歌詞でありません。 曲の解釈を、勝手に解釈したものです。
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君のベロの上に寝そべって 『世界』で最後のテレビを一緒に見ていた
君はいつもの調子でブツクサ言ってる いいじゃん最後の日なんだから
お米本当に売り切れだったんだってば〜 パンでもお腹膨らむでしょ!
ブツクサうるさい君の口の中から抜け出して
頭のてっぺんに角のように立ってるサビサビのアンテナによじ登った
市松模様の小旗をふってフレ−フレー この勝負どっちの勝ちかな?
みんながテレビに夢中だ 僕はもう行かなくっちゃ 時間だ
君の不思議な名前とっても似合っていたよ
どうかずっと変わらないでいてね またどこかで出会う日まで
マントの怪人がテレビの中金切り声で叫ぶ夜
怖くって耳を塞いでいたら 何故か
君と僕の間には恋が芽生えた 君と僕と君と春風によじれて
去年の秋に君が描いた油絵もどきを壁に飾ってみた
こうやって見ると案外いいじゃん かぼちゃとナスってのが斬新で
小船に乗って暗闇の外へ もう出発時間だってさ
羊水の海を渡って 君ともサヨナラ楽しかったよ
またいつかどこかでね さあそろそろもうひとつの『世界』へと旅立つ時間
ブリキのバケツに水を汲んで お腹の大きなママは思った
目を開けてこのテレビを見ても平気かなぁ?
お腹の中から僕は叫んだ「かまわないさ!」
そして勢いよく、こっちの『世界』に滑り出た「どうだ!」
マントの怪人が叫ぶ夜
可愛い君とのラブストーリー
すっかり忘れて僕はぐっすりママの胸
今夜もテレビを見ている テレビを見ている
こっちの『世界』から
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