チェリー<by
あめぇばー>
(注)歌詞でありません。 曲の解釈を、勝手に解釈したものです。
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君が曲がりくねった道を行く姿をまだ覚えている。
冬が終わり、暖かい日差しと大陸を渡ってきた黄色い砂がやってくる頃。
もうすぐ収穫の時期。開いていた花は散りだし実が成る。
もうすぐ別れの時期。楽しかった日々にはもう戻れない。
これまで想像していたよりも騒がしい日々が訪れるようになるだろう。
愛情を注げば、それだけで立派な実がなる。
それは僕達にとっても同じことなのかもしれないよ。
最後の別れまで君を大切にしよう。
熟れた実が汚れた手で収穫された。
溢れた思いが僕の手を動かした。
会いたいという気持ちで書いた手紙。
はずかしいから、すぐに捨ててと言ったのにまだ君は持っていてくれた。
今まで夢をみていたような気分だ。
時はせかされるように、飛ばされるように早く進んでゆく・・・
「愛してる」という文字(ことば)だけで強くなれた気がした。
さくらの花が開いた頃、お互い立派になってまた会えるようになれればいいな。
あんなに時が早かったのに、冬は長く感じる。
不安や悲しみが雪のように降り積もる。
凍っていた心は春へ続くにつれ暖められていく。
開花の時期が来る・・・
君が曲がりくねった道を行く姿がよみがえって来る・・・
「もうすぐ君に会える」そんな気がする。
「愛してる」って言われると嬉しい。
そんなささやかな喜びで僕はここまで強くなれたんだよ。
どんな人でもささやかな喜びを見つければ強くなれる。
別れてからそんなことが学べた。
さくらの花が開いた頃、あの曲がりくねった道でまた会えるといいな。
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