魔女旅に出る＜ｂｙ 雷日々＞
（注）歌詞でありません。 曲の解釈を、勝手に解釈したものです。
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あまくってちょっとすっぱい
心でイチゴをかじったら きっとこんな感じなんだろうな・・なんてね
凄くあったかくて嬉しいのに 苦しくて悲しい
そんな気持ちになる事も きっともう無いな
どうしたら届くのかなんて 答えの無い難問に悩むことも
人気の無い駅でお祈りをした
「君の未来に幸多からん事を」
小さな声 聞こえちゃいないんだろうな
旅立つ君を見送る 駄々こねても無駄だってわかるから ただ静かに
最後の握手 君の手が離れてく
一瞬意地悪したくなった ちょっぴり困らせてやりたくて
猫みたいにとびきり無邪気な顔で悲しげに歌ってみようか？
ぼくに風穴開けた仕返しだ なんて自分勝手な考え
「泣かないで、ね？」
そんな無理なお願いををして
「いかなくちゃ」
どうしようもない現実確認させて そして
「いつでもここにいるからね」
君はぼくの胸に手を当てて きれいに笑う
ずるいよ 非難も文句も言えなくなるじゃん・・・
華奢な背中が涙でにじんだ
君が いなくなった
初めて見た流れ星 透き通った光はすぐ消えた
でもそこにこめた願いはいつか君に光をくれる
そう信じて そっと三回
早口でつぶやいた
「彼女の夢がかないますように」
実はお詫びもこめてある 少しだけ恨んでしまった事への
あの日からだいぶ経って ぼくの涙も落ち着いて
もう一度 自分をよく見てみた
不恰好な人間 あまり綺麗じゃない
でもそんなぼくの中にも 夢のたねが埋もれてた
やりたいことが見つかった 忘れてた未来が見えた
君みたいに強くなれるかは そこまでの物かどうかは 分からないけど
先へと歩き出そう 恋と涙でまだらになった記憶を引きずることは止めて
ちゃんと全部思い出にして
「泣かないで、ね？」
「いかなくちゃ」
うらめしかったその言葉も今なら理解できるよ
全てを捨てて 夢に賭けた君の勇気なんだって分かる
「いつでもここにいるからね」
そこにこめられた ぼくへの思いやりだってちゃんと
「いつでもここにいるからね」
君はここにいてくれる ずっとずっと
夢を追っていてもちゃんと 一緒に
ぼくに魔法をかけたあの笑顔のままで
・・・ありがとう 大好きなぼくの魔女
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