猫になりたい<by ジョニー>
(注)歌詞でありません。 曲の解釈を、勝手に解釈したものです。
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君がいなくなった現実を受け止められなくて、ただ暗闇にまぎれていた
その中でまだ“君とのストーリー”を一人で続けていたら
何も出来なかった僕の手の届かない所で
星が消えるように、ひとつの命が終わったことを見せつけられた
もう僕のこの気持ちを受け止めてくれる君はいないけれど
君の分までちゃんと生きるよ 駆け抜けるようなスピードを出してしまうのは、早く君に会いたいから
やがて僕の命が果てるときは、君がどんな思いで行ってしまったかが分かるだろう
そして君の名前を呼ぶよ、天国でまた君に見つけてもらうために
少しでも君を近くに感じたくて、霊園の側のアパートを借りたけれど
やっぱり距離は遠すぎて、広く感じてしまう
空は僕の心を表している 晴れることもなく、全てを洗い流す雨も降らない
君と過ごした日々は幻のようだけど、暖かさは心の中に残っている
君が可愛がった猫になりたい 腕の中で抱かれて
泣きたいくらい孤独な夜は、僕を慰めてほしい でも君がいないから孤独なんだ
自由で気丈な猫になりたい 口約束じゃ未来は誓えなかった
それならば二人の思い出を、旅立つ君に刻みつけてあげるよ
君を失くした現実から、目も心も閉ざして逃げ込んだ場所は
憧れのどこまでも青い海と空の世界、そこで君に会えるような気がして
そんな僕とは対照的に、時は単調に過ぎていく
時の流れに逆らいたい気持ちで生きていく
自然を拒んだ街でつくられた安らぎじゃ、僕は癒されないから
そんなものを捨てて、前向きになれる勇気がほしい
君に甘えていた猫になりたい 優しさに包まれて
せめて今夜だけは、君の側で眠らせて
一人でも生きていける逞しい猫になりたい 言葉じゃ形が残らないから
一緒にいた証を君と僕の心に刻んで、夜が明けたら、旅立つ君を見送るよ
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