二度寝の原因
朝スパっと起きられない人の多くは、一度は目が覚めるものの、またすぐ眠ってしまう。
いわゆる二度寝、三度寝があるからです。
この二度寝となってしまう原因は下記の通りだと思われます。
睡眠不足
そもそも睡眠が足りたいない場合は、起きれないのは当然です。起きる時間に起きれないということであれば、寝る時間を早くするなど、睡眠時間の確保に努めましょう。
では、どれくらいの睡眠時間を確保すればよいのか。できれば6時間以上確保してくださ
い。
忙しくて無理という方は、最低でも4時間30分は必要と思ってください。これ以上睡眠を削ると昼間の活動に支障をきたします。
起きるタイミングが悪い
眠りの浅いレム睡眠と呼ばれるときに起きれれば、すっきり目覚めることができます。
逆に、ノンレム睡眠のときに目覚まし時計が鳴ったりすると、かなり起きるのがつらくなり、実際二度寝してしまう原因になります。
レム睡眠は、一般的には90分サイクルでやってくるので、90分の倍数の時間を睡眠時間とすると、レム睡眠のときに目覚まし時計がなる確率が高くなります。つまり、さきほど紹介した4時間30分とか6時間という睡眠時間が90分の倍数になっているので理想的なわけです。
朝早く起きる目的がない
朝早く起きてやるべきことがあれば、二度寝する確率はぐっと減ります。
健康志向であれば、散歩、ジョギング、犬の散歩など、勉学志向であれば、資格取得の勉強や試験勉強など、人それぞれ目的は違うと思いますが、起きてすぐ何かをするという目的と習慣があれば、早起きが長続きします。
朝早く起きるテクニック
光で起きる
光で目覚めるために、カーテンを開けて寝ることがオススメです。目覚まし時計の音で起きれないという人でも、窓から入ってくる太陽の光では目が覚めるという人がけっこういます。それでも、冬場は日の出の時間が遅いので、タイマーで電気がつくお目覚め機能付きの電灯や、光の目覚まし時計を利用するとよいでしょう。光で目覚めると、音で起きるよりもすっきり起きられますよ。光で起きる目覚まし時計はこちら
オルニチンのサプリメントを飲む
アミノ酸の一種であるオルニチンは、睡眠の質を高め、朝スッキリ目覚めることができる成分として知られています。オルニチンは、しじみに多く含まれる成分ですが、しじみを毎日摂るのは難しいので、サプリメントで飲むのがオススメです。
グリシンのサプリメントを飲む
アミノ酸の一種であるグリシンは、目覚めスッキリさせる効果と、疲労を軽減する効果があります。
グリシンを飲むと、寝つきも良くなり、目覚めもよくなり、日中の活動が活発になり適度な眠気を誘う好循環が生まれます。
起きてやることを決めておく
目的意識があるだけで、かなりの早起きの効果があります。勉強や運動など、人により目的はさまざまかとおもいますが、明確な目的がない場合は、目覚ましが鳴ったらすぐに、パジャマから服に着替えるとか、朝食のコーヒーを入れるとか、朝起きてすぐにやる作業をあらかじめ決めておくだけでも効果が高いです。
冬は部屋を暖めておく
部屋が寒いと、布団からでるのが嫌になります。また、寝室が暖かくても、起きて活動する部屋(リビングやキッチン等)が寒かったら、起きる気分がなくなる場合があります。多少の電気代はあきらめて、タイマーを利用するなどして、寝室やあらかじめ朝起きて活動する部屋を暖めておきましょう。
寝る時間を90分サイクルとする
レム睡眠中に起きられれば、朝スッキリ目覚めることができます。6時間、7時間30分がオススメの睡眠時間です。もし忙しくてそこまで寝る時間がない場合は、4時間30分としましょう。それ以上短いのは健康上の理由でやめておいた方がよいです。