オルニチンとは
オルニチンは、体内を巡る遊離アミノ酸の一種であり、オルニチンを摂取すると、腸で吸収され、肝臓や腎臓、筋肉などに移行し、さまざまなオルニチンの良い効果を得ることができると言われています。
オルニチンは、肝臓でアンモニアを解毒する尿素回路を構成する物質の1つで、オルニチンが不足すると、うまく解毒できず、肝臓の本来の働きが発揮できない状態になります。
アンモニアは、筋肉やエネルギーの消耗により、日常的に発生する疲労の原因物質の一つと考えられており、オルニチン不足によりアンモニアの解毒が阻害されると、疲れがなかなか取れなかったり、朝起きるのが辛いといった日常生活に支障をきたす状態となります。
オルニチンを一定量摂ることが必要であることが一般的に知られるようになり、オルニチンのサプリメントが人気になってきています。
オルニチンを多く含む食品
一般的に、オルニチンを1日400mg~1000mg摂取すると良いといわれています。
一番オルニチンを多く含む食品として認知されている しじみ だけで摂取しようとすると、140個となり、不可能な数字に感じますが、実際は、いろいろな食品に少量ずつ入っているので、しっかりご飯を食べていれば、最低限の量は摂取できているのですが、多くの人が推奨の分量には達していないと言われています。 これが疲れが取れない、朝起きるのが辛いなどの症状として現れている人がいると思われます。 足りない分は、毎日サプリメントで補うのが良いとされています。
食品 |
分量 |
しじみ |
100グラムあたり10~15mg
しじみで、35個ぐらい |
えのきだけ |
100グラムあたり12mg程度
えのきだけで1束ぐらい |
マグロ |
100グラムあたり2~7mg
マグロの刺身で1人前ぐらい |
チーズ |
100グラムあたり0.7~8.0mg
スライスチーズだと、約5枚
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オルニチンの疲労回復効果
協和発酵バイオ株式会社の研究によると、オルニチンを摂取したグループと摂取していないグループに対して、「考えがまとまらない」「眠い」「全身がだるい」「いらいらする」や「朝の目覚めの気分」といった全ての項目で、オルニチンを摂取したグループの改善率が、摂取していないグループよりも高い値を示しました。
つまり、オルニチンが不足すると、次の日の朝の目覚めが悪くなり、すっきり目覚めることができなかったり、疲れが残ったりすることがわかったということです。
また、筋肉やエネルギーの消耗により日常的に発生するアンモニアは、疲労の原因物質の一つで、肝臓のはたらきで解毒されますが、オルニチンが不足するとアンモニアの解毒がうまく処理できず、疲れがたまることが研究の結果分かってきました。
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オルニチンの効果をきっちり研究している会社で、信頼できる。
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