スピッツの歌詞解釈のコーナー

若葉 by Tom


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

優しい光に照らされて、僕たちは当たり前のように歩いてた
ずっと続くんだと思ってた、けどそれは間違いで、今までの
「日常」は手でつかむことも出来なくなって、指の隙間から
こぼれていった

花が咲き誇る季節に君と過ごした日々を思い出す
君が笑うだけで、街が明るくなった
涼しい風、鳥の歌声を2人で感じていたんだ
そのときの僕たちには、2人をつなぐ糸の細さなんて分からなかった

忘れたことも忘れるほどの君と過ごしたありふれた「日常」
いつもと違ってマジメな君の「怖い」っていうつぶやきの意味が
分からなかった
その思い出を暖めるための火が消えないようにしていたら、
思わず、とても大切なものを燃やして、忘れてしまうところだった

花が咲き誇る季節に君と過ごした日々を思い出す
他愛もない、くだらない話ばっかりだったね
ありのままを出して僕は走り出した
その痛みさえ、僕には心地よかった
1人よがりの意味、僕は分からないフリをしていた

若葉の繁る季節にすみずみまで思い出した
予測できないような困難に戸惑い、立ち止まった
でも、それは過去の話、泣きたいほど懐かしい君との「日常」
僕はそれにカギをかけて、いつか話したバカげた夢に近づこうと思う
僕の人生に君はいなくなった
今、君の知らない道を歩き始める



Tomさんからの投稿です。