テレビ by 銀魚
(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。
君のベロに寝そべるようなキスして
いつものようにテレビを見る
夜食にパンを食べたけど
きみはパンは嫌いだったね
君とみるテレビもこれで最後
白黒のチェッカーフラッグを振る
レースはこれでおしまい
戒名も不思議な名前だけど似合ってるよ
忘れないようにしないとね、ずっと
お坊さんのお経が聞こえる
聞きたくなくて耳を塞ぐ
君と二人で大笑いした春を思い出す
去年の秋に君が描いた
へたくそな油絵をひっぱりだして壁に飾った
カボチャとナス、変な組みあわせ
まあいいか、だって
役立たずなドテカボチャな僕と
何もできないボケナスな君みたいだから
お坊さんのお経が聞こえる
聞きたくなくて耳を塞ぐ
君と二人で大笑いした春を思い出す
あたりは水を打ったような静けさ
そして暗闇
僕たちは生まれ変わるんだ
二人がまた近くにいられるようになって
おだやかな暮らしが手に入ったら
どうだ、一緒にテレビを見ないか?
お坊さんのお経が聞こえる
聞きたくなくて耳を塞ぐ
君と二人で大笑いした春を思い出す
銀魚さんからの投稿です。