ラズベリー by いち子
(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。
汗と泥にまみれた
ミニスカートのユニフォームが
僕を理性ごとサルの惑星までふっ飛ばす
諦めていた「達成」がもう目の前だ、早く投げろ
いよいよ頬は紅潮し玉はぶんぶん呻る
やはり君は魔女だったんだ
もう何球目だろうか ファウルボールは何個目だ?
ナイターも点灯した さあ、これでどうだ!
君が投げる球なら全て返してやろう
そのためならどんな犠牲だって厭わない
もっと僕を切り刻め もっと僕を翻弄しろ
目の醒めるようなでかい打球をお見舞いしよう
おかしいよ、と言われても構わない
赤裸々な君の投球をすべて見てしまうまでは
僕はやられるわけにはいかない
打者としては間違ったことをしていることは知っている
だけど、このでこぼこの勝負は今まだ始まったばかり
マウンドに立つ君の姿がフォーカスされる
「この玉を打ってこちらへおいで」と挑発してる
君を前にして僕は我を見失いそうだ
今すぐにでも 固定観念という柵を越えていこう
もっと覗き込み 藪の中に潜り込み
昔 夢中になって探したあの赤い実のように
いち子さんからの投稿です。