スピッツの歌詞解釈のコーナー

涙がキラリ☆ by トランペット


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

コウモリが飛んで来そうな暗い夕方、君を迎えに行くよ。
静かに忍び込めるように、鍵はあ開けておいてね。
君の心の中に忍び込めるように、鍵はかけないでいてね。
君の残りわずかな人生に、関わってやることにしたから
今日、二人で病室を逃げ出したこと、忘れないでいてね。
本当は少し怖い。だけど、怯えてる暇はないんだ。
振り返って現実を見てしまったら、止まったまま動き出せないような気がする。
《途中で君の炎が燃え尽きてしまったら…》
そんな悲しい現実なんか、頭から追いやってしまおう。

別れが近づいてくると、見てない振りしてた現実が近づいてくると、
自然と涙がこぼれてくる。
もしも俺が天使だったなら、こんな悲しい運命、変えてやるのに。
二人で見る最後の夜空、星が輝きだしたら君と別れる時間なのに
それを待っている。流れ星が来るのをただひたすら待っている。
願いが叶うなら、君にもっと生きていて欲しい。
もし君がこの世からいなくなったとしても、薄い光で繋がっているよ。
すぐに壊れそうでも、大切に大切に持っているから。

賑やかで騒がしい夏の祭りに君と二人で行ったこと、
浴衣の君がとても可愛かったこと。
なぜか、どんどん思い出が蘇ってくる。
頭の中で全ての記憶がフラッシュバックするみたいに。
君がいなくなったら、この思い出達はただの幻になってしまうのに、
無情にも地球の回転は止まらずに、時計の針は同じリズムで時を刻んでる。
残酷までに夜は明けるし、太陽は沈んでいく。

君と二人でいると、突然涙がポロリと落ちた。
涙がキラリと切なく光って、どんどんあふれてくる。
もしも俺が天使だったなら、時間を止めてずっとこうしているのに。
別れの予感が、現実に変わるのを止められるのに…




トランペットさんからの投稿です。

ベースが効いててイントロがロックな感じだから、
最初はかっこいい曲だなぁ〓という印象を受けたのですが、
歌詞は結構切ないですね。。。胸がキュンとしちゃいます(照)
とくに「俺が天使だったなら」という歌詞が好きで、
そのまま使いました。
やはり、「君」は余命わずかなんだと思います。
アップテンポなサビに切ない歌詞を乗せられるのは、
さすがスピッツワールドですね(o^^o)