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歩き出せ、クローバー by cloudy-
(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。
こんなことで未来の筋書きが書き換えられるというのだろうか。
とにかく歩こう。今はそれしかないみたい。
いつも誰かに恋してる彼女もどうみても場違い。
誰かいないの?私たちを救ってくれる人は。
ブルブル音を立てて戦闘機がやってくる。いつから戦場になったのだろう。
遠くに見える人影が。あなたならきっと助けてくれる…?
とにかく歩こう。止まらずに。
幼い日のあの空のように晴れていたら、あの日望んだように虹の滑り台を滑り降りたらどこか遠くにいけるだろうか。
そんなこと言ったらまたつけこまれるだけ。空にさよならの投げキッスなんてテレビの見すぎだけどここは気合でのりきるしかない。
涙が出てきて無理やりに笑ってみた。うれしいわけないじゃない。
やはり誰も助けてくれない、安らげる場所なんてない。
あの人は来たもののこの窮地にいまにも頭を抱え込みそうだ。あの日と同じ絶望を再び味わいそうになる。
でも今日の空もいつかは晴れるだろう。そして私に力をくれるかもしれない。
大人のやり方を見ていたら大体分かってきた。そんなふうになでたりかき混ぜたりするんだ。ちょっと待って。こっちにもうってつけがいるから。
そっちに行っても楽じゃないよ?
どっちに行ったって同じなら自分のやり方でいく。少し前まで歩いてたいばらの道。
はったりかまして。ほんとはすぐに間違ってると言われそうでおびえてたのに。
ゴメンゴメンナイツカアンタハスクイダシテヤルカラナ……
今はとにかく歩こう。冷たい視線に後押しされて。
今日の空にさようなら。この先どんな私でも同じあなたで見ていてくれる?
cloudy-さんからの投稿です。