愛のことば by 菊池
(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。
つまらない授業なんかさぼっちゃおうと言った君の目には
海のように青い空が映っていた
二人で歩き出したはいいものの、なんだかいつもと違って話しづらいなあ
教室で屈託無く話せてたのが嘘みたいだ
昔見た映画でこんなシーンみたことあるなあ、なんて思いながら
生ぬるい風に吹かれて歩いてる
今僕は君にかける言葉を考えてるけど、なかなか思いつかないよ
君が傷つくことなく、なれなれしすぎないような、そんな言葉を探しているんだけどなあ
ふと空を見上げると、やさしい色の空が見える。いつもどうりからりと晴れた
なんだか薄い空だ
焦げ臭いようにまぶしいひかりが、猫よけ用のペットボトルで
砕けたガラスのように散らばっている。
ペットボトル越しに何かがゆれている
そんなこと思いながら、やっぱり僕はうまい言葉を探し続けているよ
もう学校に戻らなくちゃいけないけど、それでも探し続けているんだ
なかなか思いつかねえなあと思ってもういちど空を見上げると
雲の切れ間から光がさしている
天から神様が降りてきたのかもなあ
ごちゃごちゃ考えるのはやめて君をだきしめたならどうなるだろう?
でも結局僕はきみに言う言葉を探し続けているよ
昔映画で見たような道を歩きながら、生ぬるい風に吹かれながら、
君が傷つくことなく、なれなれしすぎない愛のことばを探しているんだ・・・
菊池さんからの投稿です。