ナナへの気持ち by 喜多加見
(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。
その可愛らしさから、ナナは誰からも好かれる
変わり者過ぎてついていけないと言う声もあるけれど
いきなり突拍子もない事を思いついて叫ぶ
何でもない話で急にもらい泣きする
たまにちょっぴりクールに振る舞ったりする
いつでも何だか妙に元気で
珍しく元気がない時は単に眠いだけだったりする
「大事なお話があるからちょっと待ってて」とか言ったくせに
忘れて帰ってしまった事もあった
改めて見るとやっぱり可愛い
チープなガラス玉のピアスも
彼女が付けていると光り輝いて見える
思わせぶりな事ばかり言うから
彼女を巡る争奪戦は全然収まる気配がない
全く何て困った女
日焼けした決して華奢とは言えない腕
染めていて根元しか黒くない髪の毛
本当は彼女みたいなタイプは好きじゃなかったはずなのに
でも彼女から眼を離せない
彼女の存在が僕の思い描く幸せの形をめちゃくちゃに書き換えてしまった
ナナだけが僕の心に住みついた
いつかナナをものにしたい
そしてその先も考えている
たぶんこの気持ちはずっと変わらない
今夜こそ決めてやると思っていたのに
「まずはロイホで心ゆくまで話し合おうよ」と言う
結局そのまま何にも出来ずに夜が明けた
内心がっかりしながら駅のホームまで送る
そして電車のドアが閉まる直前
「ざ・ん・ね・ん・でした〓」
とんでもなく憎たらしい笑顔で言う
逆上して電車を追いかける僕に
よく判らない手振りを見せる
後でしらべたら それは手話だった
「でも大好きだよ また今度ね」
その言葉を信じて僕はこれからもナナと生きていく事を決めた
ナナだけが僕の心に住みついた
今度こそナナをこの手に抱きたい
僕だけのものにしたい
たぶんナナへの気持ちはずっと変わらない
そして今日もこの間と同じ事の繰り返しだった
「今度」って一体いつなんだよ ちくしょう
こうしてナナに振り回される日々が続いていくのだった
喜多加見さんからの投稿です。
昔ネットゲームで女性キャラクターをプレイしていた時は、この歌に影響されてまさにこんな言動をしていました。
関係者の方々には非常にご迷惑をおかけしました。でも、またやります。