旅人 by yamasan
(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。
やっぱり、旅人になるならいまなんだ。恋からにげだす俺を、冷たい夕日がてらす。
だめだよ、できないよ。だって、目を覚ましたとしてもあの子のあの瞳。
いや。俺はやるんだ。緊張を無理やり抑えて、寝ている君をだきしめる。稲妻が光り、ランデブーの甘い香りがした。君の鼻をすりあわせる。
そこで君は目を覚まし、俺をつきとばした。
……何でそうなるの?俺だけが。いらいらして、真っ白なベッドで不貞寝した。そう俺は、興奮して背伸びをしすぎた愚か者。
旅人になるならいまなんだ。俺が壊れちゃう前に。
ありがちな覚悟は嘘だった。恋からにげだす俺を、冷たい夕日がてらす。
もう恋愛にぐったり疲れた。だからどうしたんだ、このままじゃ、
彼女にいつの間にか忘れられるだけ。そんなのは嫌だ。
そう思って彼女を見たら、彼女の中身は空っぽだって気がついた。それがすべてを変えた。
やっぱり、旅人になるならいまなんだ。俺が彼女で壊れちゃう前に。
ありがちな覚悟は嘘だった。恋からにげだした俺を、冷たい夕日がてらす。
yamasanさんからの投稿です。