スピッツの歌詞解釈のコーナー

猫になりたい by KforMAKIKO


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

今は君と会話をしているだけでとても幸せです
この時間が終わってしまうのが恐くて
僕は会話が途絶えないように一生懸命しゃべりつづけていたら
君は少しだけ困った顔をして窓の外に視線をそらした

僕はこんな風に自分の想いと不器用に付き合いながら
長い時間が過ぎていき
君より先に死ぬことがあれば
葬儀に参列して少しだけ泣いてほしい

僕の知らない君の過去を流れた時間は
長く、膨大ですべてを知りたいわけではないから
僕の都合の良い様に理想化して
君を見ていた

僕は君が好き
少しだけ君に近づきたい

君が寂しいと思う夜に
僕のことを思い出してほしい

僕は君が好き
なんどその言葉を伝えても
どうにもならないことを知ってるから

君に忘れられるより
憎まれて覚えていてもらうほうがいい
なんて考えてしまう自分がいる

君が旅先から送ってくれた写真は
遠く離れた場所でも少しは僕のこと
思い出してくれたのかと考えると
嬉しくて眠れなくなる

春一番の強い風が吹き
街をホコリまみれにするこの季節は
考えたくないけどもう少しで
また一つ歳をとると
なげく君がまた可愛らしかったりする
 
こんな時が過ぎるなら
僕の想いは捨ててしまっても良い
なんて思えるくらいに

君のことが好き



KforMAKIKOさんからの投稿です。