夜を駆ける by ぴよ
(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。
無理な強がりもウソも もういいと
僕は家を抜け出し 夜空を見上げた
よじれた金網の隙間を いつもの様に飛び越える
アスファルトの道を駆け 君に会いに行く
君と僕は 似ているわけでもないのに 運命の糸で繋がっている
でも 僕たちは知っている それは愛や幸せではないことを
君が待つ場所に着くと 大きな木は急にざわめき潜めた
君と僕の呼吸の音さえ 夜の闇に静かに響き渡った
君と誰もいない街を駆ける 子供みたいに 楽しそうに
君と僕の目が合う 君は笑う
夜の街を駆ける 逃亡者のように 共犯者のように
駆ける二人を 止めないで
遠く光る明かりに向かって 駆けていくのだから
誰もいない場所 ビルの壁には落書きが残っている
僕の腕時計は いつしか壊れていて 時間が分からない
それは 僕たちに永遠の自由が与えられた合図
冷え切ったコンクリートの上に 共犯者達は抱き合って転がる
甘いキス でも苦い 罪の味 もう一度 キス
一瞬 でたらめに描いてみたさ 甘く自由な未来
西の夜空に光る稲妻 僕は気づく
僕たちは 闇(夜)を駆けていく 止めないで 今は もう戻れないのだから
許されない道 滅びの道 分かっている
だけど 僕たちは駆けていく 運命(さだめ)を破るために
君と誰もいない街を駆ける 子供みたいに 楽しそうに
君と僕の目が合う 君は笑う
闇(夜)を駆ける 逃亡者のように 共犯者のように
駆ける二人を 止めないで
遠く光る明かりに向かって 駆けていくのだから
ぴよさんからの投稿です。
☆この曲の主人公は2人、男と女です。
でも、2人の関係は夫婦でも恋人でも無いでしょう。
愛で繋がっているというより、運命や罪、心で繋がっている。
どんな二人なのかはっきりしていない方が、ロマンチックでドラマチックじゃない?