夜を駆ける by ぼぼ
(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。
※「君」は女性で、二人には別々のパートナーがいます。
強がりと嘘だけで住む部屋
抜け出して息をつき 夜空を見上げる
人目に付かない道を通るのも 今じゃもう慣れた
僕らは似てない 赤い糸で結ばれてるわけでもない
でも 僕らは確実に繋がり合っているんだ・・・
落ち合った場所じゃ 僕らが来た途端 木々も静まり返る
僕らの荒い息づかいだけが 闇に浸み込んでいく
君と遊ぶ 静かな、誰もいない市街地で
普通の人が、昼間にやるような遊び
目と目が合うたび笑いあって そのたび苦しくなる
君の笑顔は可愛くて、でもどこか寂しい
こんなにも君が愛しいのに―
夜を駆けていく この時間、この瞬間だけは消えないでほしい
二人、駆けて行った先に 灯りがあると信じて・・・
ずっと昔からあったような落書き、いつのまにか壊れた時計が
僕らに永遠の自由を錯覚させた
じゃれあって転がったコンクリート 冷たくて、現実を思い出す
でも 君との口づけは 甘くて、苦くて、心地いい
もっと もっともっと もう一度だけ 何度でも・・・
僕らはでたらめにバラ色の未来を描いた
誰にも邪魔されない、二人だけの幸せな未来
僕らはいつでも笑いあえる もう他人のふりなんてしなくていい
西の方に稲妻が光った ハッと目を上げる
あぁ、現実はこうだった
夜を駆けてく この時間、この瞬間だけは消えないでほしい
今まで築き上げたものなど 捨てる
灯りのもとまで 駆けていく
君と遊ぶ 静かな、誰もいない市街地で
普通の人が、昼間にやるような遊び
目と目が合うたび笑いあって そのたび苦しくなる
君の笑顔は可愛くて、でもどこか寂しい
こんなにも君が愛しいのに―
夜を駆けていく この時間、この瞬間だけは邪魔しないで
二人、駆けて行った先に 灯りがあると信じて・・・
二人は生活を捨て、二人で生きることを決めたんじゃないでしょうか。
たとえ世間が、何を言おうが。
ぼぼさんからの投稿です。