スピッツの歌詞解釈のコーナー

稲穂 by みぃあ


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

あたり一面に実っている稲穂のような、
美しい自然の情景に「素晴らしい」と思うようになった。
まるで、ずっと見てた夢から覚めたように、
当たり前に思っていたモノがやけに素晴らしく感じられた。
僕はなぜかじっとしていられない。
キレイな夕焼けに照らされながら、僕は君の元へ駆けて行った。

いつも僕は明日のことばかり考えていた。
それも、起こるはずのないイイ事ばかりを考えていた。
でもそれはやっぱり想像上だけであって、現実はそう上手くはいかなかった。
なんでそうなるの?涙が止まらない。
なんで?上手くいかないのは分かってるのに、君と過ごす明日の事ばかり考えてしまう。

こんな当たりハズレのある世の中じゃ、僕にはもう何もイイコトが巡ってこないんじゃないか?
そう思っていたけど、それは違った。
得意のウソだってもうつけない・・・とりあえず何か飲んで落ち着きたい・・・。
こんな気持ちになってしまうのは、本気で可愛い君に恋してしまったからじゃないかな。

泣いたり笑ったりいろいろ大変かもしれない、ドラマみたいなすごい展開になるかもしれない。
それでも、この先も君といる時間がずっと続いて欲しい。
離れていても、一緒にいても、夕焼けは君と僕を照らしていた。
夕焼けは、君と僕のいる世界も照らしていた。

獣になりきれない獣みたいな、中途半端に弱い所がある僕だけど、
君に優しくされたら弱い部分も強くなれる気がするんだ。
僕は何十年後も君と過ごしてる生活を描いてるよ。
君にも見せてあげたいから、僕について来てくれる?ずっと一緒に居ようよ。

楽しいことばかりじゃない、辛いことも悲しいことも絶対あると思う。
それでもいいよ?それでも途切れることなく続いて欲しい。
夕焼けは今日も君と僕を照らしていてくれるよ。
君と僕の世界を照らしていてくれるよ。



みぃあさんからの投稿です。