魚 by ピアノ
(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。
「君」という海に僕は膝までつかる。
君が泡になってから随分経って。今更だよな。
気づいていた。
君が僕を好きだということも。
僕も君が好きだった。
この星砂の上で、君に会ってから。
言葉が無くても、よくわかるよ。君の気持ち。
本当の君に会う前から。
君は波で話してくれる。いつも。
月の光を浴びながら、僕は一人肩を抱いて、
君のそばにいるよ。
きっとまだ、終わらない物語だろう。
魚にも、人にもなれなかった君は、
いつも嘘の話を、僕に話してくれた。
でも、それは君の生きてきた話によく似ていたから、
僕はいつまでも泣いていた。
この海は、「君」と「僕」の海だ。
見たことのない世界とつなごう。
鉛色に輝く「君」は、
隠された言葉ではなくて、
出会う前からそこにあった
固い絆の上で、冷たい月と一緒に
君のそばにずっと・・・
何処にも行かないよ・・・。
ピアノさんからの投稿です。
魚 という曲は、人魚の歌なのかなぁって思ったので
王子様にナイフを刺せず、人魚が海に泡となって消えてから。
その後・・・みたいな感じに解釈しました!
ずっと聞いていて、
「なんかのお話っぽいな」
と感じていたのですが・・・?という状況が続いていたので
すっきりしてよかったです!