スピッツの歌詞解釈のコーナー

魚 by おーりー


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

もう何にも縛り付けられずに、囚われずに
素直なありのままの僕で
君の中の全部と
一生歩いて行けそうなんだ
そんな君は此処に居ないけどね

分かってたよ、僕らは誰よりも。
越えちゃいけなくて
それでも通じ合えてたふたりだけの時を
ずっとこの胸に仕舞って生きてちゃ駄目かな

僕らに形ある愛の言葉なんて必要無くて
ちゃんと胸の鼓動は伝わっていて
それは今も続いているでしょう?
ふたりがまだ出会っていなかったあの頃から、ずっと。

今日も海は歌って、太陽は冷たいそこに沈んで行く
今なら震える君の肩を抱いて、何処か遠くへ
そのまま何処にも戻らないよ

きっと、まだまだ僕の人生は終わらないんだね
僕らは僕らの望む形になれずに、終わってしまったけど

すっかり乾いてしまったこの心には
君とのある事無い事でつぎはぎした歌を、また染み込ます
そうして今日も僕は生きれる。そうだろう?

この海は、誰のでもなくて
僕らだけの海だよ。
そしてふたりの世界への扉を知っているのも
ふたりだけ。

濁るように、それでも確かにきらめいて

この広い広い海は、誰のでもなく僕らのものだよ。
ふたりの世界への扉を知っているのもふたりだけだよ。
形ある愛の言葉なんて、要らないよ。
ふたりがまだ出会っていなかったあの頃から、ずっと。

僕が今居るのは、海じゃなく、無機質なコンクリートの上で
それでも相変わらず太陽は照らすけど

今なら震える君の肩を抱いて・・・遠くへ。

もう何処にも戻らない。



おーりーさんからの投稿です。