スピッツの歌詞解釈のコーナー

みそか by トランペット


(注) 歌詞 でありません。曲の意味を勝手に解釈したものです。

「君を幸せにする」と、根拠のない不思議な自信に包まれいた。
でも 不可能に近かったから、誰も味方はいなかった。
風さえも俺に辛く当たる。
だけど 絶対に諦めたりしないよ。

君と二人だけで歩いていく…二人だけで、誰にも邪魔されずに。
だから、今夜君を連れ出すよ。誰も来ないところへ。
それがどんなに大変なコトか、分かっているつもりだ。

でも、少しの間でも、君といたい。
1秒も、0.1秒もムダにしたくない。
魂が飛び出しそうな程に早く、速く、駆けていく。
二人で辛いことを越えて、越えて、越えて、今にたどり着いた。
誰も僕らの幸せを許そうとしなくて、苦悩の日々が続いてるけど、
それを乗り越えた先には何かあるはずだ。

君と離ればなれになったとしても、
どんな場所からでも 遠慮なんかせずにテレパシーを送り続ける。
届いてると信じてるから。何度でも、立ち上がるさ。
絶対に諦めたりしないよ。
百転び千起きくらい、軽いもんだ。

高くそびえる山のように、誰かが君と僕の世界を遮っても、
すぐに昇ってくる朝日のような君の笑顔を思い出して、その光を浴びて
僕は歩き始める。いつか越えてみせる。
君に会いに来るから待っていてくれ。

どんどん、どんどんふくらんで、
怒りも悲しみも恋しさも愛しさも全部混ざって
僕らを取り囲む全ての物を覆い尽くす。
いつの日か僕のことを笑ったあいつらを驚かせてやる。
何も見えなくなって ただがむしゃらに君のほうへ走っていく。
やっと二人は「幸せ」を手に入れたんじゃないかな。



トランペットさんからの投稿です。