かぐや姫タイピング全文紹介
- むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが住んでおり、おじいさんは竹を切ってかごやざるを作って暮らしていました。
- ある日のこと、 いつものように林に行くと光っている竹がありました。切ってみると女の赤ん坊が入っており、おじいさんはその子を家につれて帰りました。
- おじいさんとおばあさんには子供がいなかったので、かぐや姫と名づけて大切に育てました。赤ん坊はすくすくと育ちとても美しい娘になりました。
- そのうつくしさを耳にしていたる所から結婚を垂オ込みにたくさんの若者がやって来ましたが、かぐや姫は興味を示しませんでした。
- 本当は私は月からきたものです。もうすぐ月からおむかえがきて、月に帰らなければなりません。そうかぐや姫が言うと、おじいさんはたくさんの武士をやとってかぐや姫を守ろうとしました。
- ある夜、月が山の上に現れて光ったあと天使が明かりの中から現われ降りてきました。かぐや姫の手をとると空高く上がっていきました。
- おじいさんおばあさん、長い間かわいがってくれてありがとう。私はこれから月へ帰らなければなりません。どうかいつまでもお元気でさようなら。
- かぐや姫は、おじいさんとおばあさんにお別れをいうと、天にのぼっていきました。おしまい。
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