花咲かじいさんタイピング全文紹介
- むかしむかしあるところにやさしいおじいさんが住んでおり、ポチという犬を飼っていました。
- ある日、おじいさんはポチと山に出かけたところ、突然ポチが吠えだしました。ここほれワンワンここほれワンワン。
- よしよし掘ってみよう。こりゃたまげた。金貨が出てきた。ありがとうよポチ。おまえは本当にあたまのいい犬なんだな。
- このことを聞くといじわるなとなりのおじいさんはポチをこっそり山につれて行くとポチに吠えさせました。
- ここほれとポチは小さく吠えました。いじわるなおじいさんがポチのないていた場所を掘るとそこからわれた瓦や茶わんがたくさんでてきました。
- いじわるなおじいさんはおこってポチをなぐりころしていしまいました。それを知ったおじいさんは、ポチがかわいそうなので庭に墓を作ってやると不思議なことが起こりました。
- ポチのお墓から大きな木が生えてきてすぐに大きくなりました。おじいさんは、その木を切ってウスを作りました。そのウスでおもちをつくと、おもちが小判に変わったのです。
- これを聞いて、いじわるなおじいさんはこっそりウスを盗み出しおもちをつくりました。しかし何も起こらないので、いじわるなおじいさんは怒ってウスを燃やしてしまいました。
- やさしいおじいさんは残念がり、かれたサクラの木に登ってウスの灰をまきながら言いました。枯れ木に花をさかせましょう。枯れ木に花をさかせましょう。
- すると、それまで枯れていた木にサクラの花がいっせいにさきました。それを見たお殿様は、喜んで、やさしいおじいさんにたくさんのごほうびをくれました。
- これを聞いたいじわるなおじいさんは、残った灰を持って木に登りお殿様が通りかかった時に言いました。私こそ桜の木を咲かせる名人です。これから咲かせましょうと灰をまきました。
- しかし何も起こらず、さらに悪いことに、お殿様の目に灰が入ってしまいました。お殿様は大変怒っていじわるなおじいさんをろうやに入れてしまいました。おしまい。
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